当院の方針
- ていねいな診察と、こどもに優しい治療』をモットーに、適切な医療を提供するように心がけています。
特に感染症については抗菌薬の投与は必要最小限とし、適正な抗菌薬の使用を心がけています。
また、乳幼児の咳止めや鼻水どめなどの風邪薬は効果がないだけでなく副作用の面からも推奨されていませんので、当院では基本的に風邪薬は処方しません。
ただし、「風邪は万病のもと」という言葉がありますので、ふつうの風邪の経過と異なる場合には、慎重に経過をみながら必要に応じてお薬をお出しします。 - お子さんの病気については、基本的になんでも診させていただきます。病気や発育のことなど、ご心配やお困りの際はお気軽に当院にご相談ください。また、当院で対応できない場合には、他科や二次医療機関へ紹介させていただきます。
- 赤ちゃんから成人になられるまで継続して受診していただけるような、お子さんとご家族から信頼されるホームドクターを目指しています。
- 病児保育や心理相談をはじめ、当院でできる限り子育てをサポートさせていただきます。
湿潤療法
湿潤療法とはケガやけどに対する治療法のひとつです。特徴としては、キズ口を「消毒しない」「乾かさない」「ガーゼを当てない」というもので、従来の常識である「消毒をして、塗り薬を塗って、ガーゼを当てる」という治療の概念を大きく変えたものです。
当院では湿潤療法の本家本元である、「なつい式湿潤療法®」を行っています。
キズができるとジュクジュクとした液体(滲出液)が出てきます。この中にはサイトカインというキズを治すための強力な物質が多く含まれています。湿潤療法とは、このジュクジュクとした液体の持つパワーを最大限に生かしたキズの治療法です。
「なつい式湿潤療法®」について詳しくは、夏井 睦先生の「新しい創傷治療」をご覧ください。