- 2018年10月20日
- 2024年10月20日
待ち時間について
記録的な暑さをもたらした今年の夏も終わり、朝晩冷え込む季節になりました。地球の高温化の影響でしょうけど、一昔前に比べると秋が短くなってきたみたいで、紅葉が見頃になるのもだんだん遅くなってきたようです。それと、以前ほど鮮やかな紅葉が最近ではなかなか見られなくなったように思いますが、皆さんはどうお感じでしょうか?
さて、当院では1999年(平成11年)の開院当初から待ち時間の短縮のために自動電話予約システムを導入し、途中からはインターネット予約もできるようにしました。当時は一部の診療科を除いて、予約ができる医療機関は少なく、特に自動予約システムを採用しているところはほとんどありませんでした。小児科は急な病気が多いため予約というのは馴染まないと思われていましたが、意外に小児科こそ予約制が導入しやすいことがわかり、躊躇せず導入しました。それによって、全体としては患者さんの数は多くないのに、時間帯によって1時間以上待っていただくというようなことはなくなりました。
しかし、最近また待ち時間が少し長くなる傾向がみられています。それには、これまで以上に診察を丁寧にしたり、指導や説明の時間を増やすなど、診療面での変化も一因であろうと思いますが、予約システムの運用のしかたなどについても改善できる面が少なからずありますので、今後スタッフの知恵を集めて改善していきたいと考えています。ただし、インフルエンザの流行期など、検査をする患者さんが多い時期はどうしても診療が遅れてくることをご了承ください。また、予約されていないご兄弟も一緒に診察を希望された場合は直接来院の方の枠で診察をさせていただきますが、患者さんが多いと直接枠はすぐに埋まっていきますので、かなり長時間待っていただかないといけないこともあります。これについてもどうぞご了承ください。