- 2018年4月22日
病児保育室「たっち」について
今日は少し暑いくらいの、いい天気でしたね。陽気に誘われて、朝から赤坂山(標高823.8m)に登ってきました。いっぱい汗をかきましたが、春の山野草を楽しむことができました(写真はカタクリ、イワナシ、イワカガミ、イワウチワ)。
さて、今回は昨年10月からスタートしました病児保育室「たっち」について少し書かせていただきます。インフルエンザの流行とともに利用者が増え、最近ではようやくある程度認知されてきたかなと思っています。最初はどういう病気あるいは病状で利用できるのか、よくわからないという声を耳にしましたが、そういう声も少なくなってきました。
病気のお子さんを預けるというのはご心配だと思いますし、かわいそうだというお気持ちもよくわかります。しかし、見方を変えると病状に合った保育を提供し、必要な処置や投薬もしますので、ご自宅等でみられるよりも安心な面もあります(入院施設ではありませんので、点滴その他、病院でされるような治療まではできませんし、そのような病状が重いお子さんはお預かりすることはできませんが)。また、入室時には泣かれるお子さんも少なくありませんが、しばらくすると安心されて、その後はほとんどのお子さんは機嫌よく過ごされます。
病児保育は仕事をされている親御さんの支援ですが、同時に子育て支援でもあります。保育中に気がついたことや、医療的に介入が必要なことがあれば、助言や提案もさせていただけます。病児保育室 たっち では、できるだけアットホームな雰囲気を大切にし、お子さんが病状に見合った保育を受けられて、安心して過ごせることを最優先としております。体調が良くないのに無理に登園・登校させることはお子さんにとっても、また他の園児や児童にとっても好ましくありません。当日だけでなく、前日に体調が良くなかった場合も、お気軽にご利用していただければと思います。