• 2023年9月23日
  • 2024年10月20日

夏なのにインフルエンザの流行

インフルエンザの流行がこのまま次シーズンの流行に?

今年の夏は本当に暑かったですね〜・・
やっと、今週末くらいから少し気温が下がるようですが、まだもうしばらくは暑い日が続きます。
ただ、涼しくなるのはいいのですが、寒暖差が大きくなるとまた体調を崩しやすいので気をつけてください。

今年は近くの湿地でサギソウを何度か見ることができました。小さい花ですが、可愛らしいですね。花言葉は、繊細」「清純」「無垢」「神秘」「夢でもあなたを思う」だそうです。

さて、今年はこの暑い夏にもかかわらずインフルエンザが流行り続けています。お示ししたグラフは当院における4月からのインフルエンザとCOVID-19の患者さんの推移ですが、4月初めからのインフルエンザの流行時にはCOVID-19はほぼ収束していました。そして6月末くらいからCOVID-19が増えてきた頃には、逆にインフルエンザはいったん収束したように思われました。しかし、8月下旬からは両方とも増えてきており、これまでのように「忖度」が見られなくなっているみたいです。しかも両者は症状が似ているため、多くの場合、両方の検査をせざるをえません。それ以外にも発熱のお子さんが多く、以前ならこの時期は患者さんも減るのですが、今年はなかなか減りません。

さて、5月の連休明けからCOVID-19がようやく5類相当になりましたが、今ではどこも人が溢れ、マスクをしていない人も多くなりました。しかし、2学期が始まって、学校でもインフルエンザやコロナなどによる学級閉鎖がちらほら出てきています。感染予防対策の基本は手洗い、適度の換気、そしてマスクの着用ですね。人混みではない屋外など、感染リスクが極めて低い状況でのマスク着用は不要ですが、流行時にはやはり屋内や人混みでのマスク着用は必要だと思います。5類になっても必要な対策はするべきであり、漫然と惰性で続けるのではなく、必要な場面でメリハリのある感染対策をしていただきたいと思います。

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