- 2022年2月11日
- 2024年10月20日
逆行してませんか?
今朝はいい天気で、今年6回目の三上山に登りました。希望が丘の梅園も何本かは花が咲いています。
まだ朝晩寒いですが、着実に春は近づいてきています。
さて、オミクロン株が主流になって感染力がさらにアップしたため、これまでよりも園や学校での感染者数が増えてきています。主な症状は38℃台から39℃台の発熱で1〜2日で下がり、あとは元気になります。症状だけではふつうの風邪となかなか区別はつきません。先日は全国知事会から2歳以上の小児へのマスク着用を求める要望があったとのことで分科会が年齢はぼかした形で提言を出し、厚労省もその方向で前向きに考えるようなことが報道されました。一時的な対応にせよ、これは世界がマスクの義務化をやめていこうとする流れと逆行するものであり、子どものマスク着用による効果とリスクを理解されていない、まさに大人目線の発想だと思います。また、先日のNHKのニュースでは職員のお子さんがCovid-19に罹患し、隔離された部屋で一人で過ごす様子が流れていました。病気の時こそ家族が支え合うことが重要なのに、うつりやすく病原性の低いこの感染症に対してこういう報道はどうなのかなと思います。
分科会会長の尾身先生も言われてますが、そろそろ出口戦略を明確にしてそれに向かってこうしてくという筋書きを示すところにきていると思います。ヨーロッパではコロナとの共存を始めている国が増えつつあります。コロナは罹ってはいけない病気だという考えをいい加減にやめないとダメでしょう。顔を隠した表情の見えないマスク生活や「Social distance」などによって大切なものがどんどん失われてきていますが、こうした対策が子どもたちに及ぼす影響が少しでも小さいうちに、早く人間らしい生活に戻れるような対応に変わっていくことを望みます。