お薬はできるだけ必要なものだけをお出しするようにしています。
例えば、発熱で来られる患者さんで抗生物質を必要とする場合は限られており、特に2歳までのお子さんには不要な抗菌薬を避けるようにお話ししています。
また、最近はお子さんに推奨されなくなってきている「かぜ薬」についても、その理由をお話しして家庭での対応について説明するようにしています。ただ、言葉足らずのことも少なくないと思いますので、何か疑問な点がありましたら遠慮なくお尋ねください。
食物アレルギーは、乳児期の湿疹の不適切な治療と離乳食の開始の遅れが一番大きな原因と考えられてきています。当院では食物アレルギーに最も力を入れており、特に湿疹の強いお子さんについてはにしむら小児科の西村龍夫先生が考案された「ミックスパウダー」による微量投与をおこなって発症を予防するようにしています。また、すでに食物アレルギーを発症してしまった場合でも完全除去はせず、少しでも早く食べられるようになるための工夫をしております。お子さんの食物アレルギーが心配な方や、離乳食を食べさせたらアレルギー症状が出てしまってお悩みの方は、お気軽にご相談ください。特に、1歳までなら短期間で食べられるようになります。
腎臓病については、園や学校などでの検尿異常に対する精密検査のほか、夜尿症のお子さんにも積極的に対応していますので、お悩みの方はお気軽にご相談ください。
やけどや外傷に対しては、なつい式の『湿潤療法』をおこなっています。湿潤療法はこれまでの常識をくつがえす画期的な治療法で、『消毒してガーゼを当てる』という治療が根本的に間違っていたことが明らかになりました。詳しくは、夏井 睦先生の「新しい創傷治癒」というサイトをご覧ください。
当院では今後さらに育児支援に力を入れていきたいと考えています。現代の子育てはいろんな面で大変だと思います。「母親なんだから◯◯できて当たり前…」なんてことはありません。こんな時は他のお母さんはどうしてるんだろう?、せっかく作った離乳食を食べてくれない (_ _#)、体重が増えない、授乳やミルクはいつやめたらいいの?、うちの子って発達が遅いのかなぁ…(+.+)、等々。いろんな悩みがあると思いますが、そういう時はいつでも気軽にご相談ください!
院長自身が『糖質制限』(アバウトですが)を実践しています。2013年1月から始めていますが、あっという間に中性脂肪は正常化し、お腹もスッキリで大学入学頃の体型に戻りました。糖質制限については誤解されている方も少なくありませんが、単なるダイエットではなく、からだに優しい食事です。肥満や糖尿病などがある人はもちろん、そうでない人にもお勧めです。ただし、十分な知識を持たずにこれを行うことは危険です。糖質制限についてお知りになりたい方は、いつでもお尋ねください。