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インフルエンザの流行がこのまま次シーズンの流行に?
今年の夏は本当に暑かったですね〜・・
やっと、今週末くらいから少し気温が下がるようですが、まだもうしばらくは暑い日が続きます。
ただ、涼しくなるのはいいのですが、寒暖差が大きくなるとまた体調を崩しやすいので気をつけてください。
今年は近くの湿地でサギソウを何度か見ることができました。小さい花ですが、可愛らしいですね。花言葉は、繊細」「清純」「無垢」「神秘」「夢でもあなたを思う」だそうです。


さて、今年はこの暑い夏にもかかわらずインフルエンザが流行り続けています。お示ししたグラフは当院における4月からのインフルエンザとCOVID-19の患者さんの推移ですが、4月初めからのインフルエンザの流行時にはCOVID-19はほぼ収束していました。そして6月末くらいからCOVID-19が増えてきた頃には、逆にインフルエンザはいったん収束したように思われました。しかし、8月下旬からは両方とも増えてきており、これまでのように「忖度」が見られなくなっているみたいです。しかも両者は症状が似ているため、多くの場合、両方の検査をせざるをえません。それ以外にも発熱のお子さんが多く、以前ならこの時期は患者さんも減るのですが、今年はなかなか減りません。
さて、5月の連休明けからCOVID-19がようやく5類相当になりましたが、今ではどこも人が溢れ、マスクをしていない人も多くなりました。しかし、2学期が始まって、学校でもインフルエンザやコロナなどによる学級閉鎖がちらほら出てきています。感染予防対策の基本は手洗い、適度の換気、そしてマスクの着用ですね。人混みではない屋外など、感染リスクが極めて低い状況でのマスク着用は不要ですが、流行時にはやはり屋内や人混みでのマスク着用は必要だと思います。5類になっても必要な対策はするべきであり、漫然と惰性で続けるのではなく、必要な場面でメリハリのある感染対策をしていただきたいと思います。
2023-09-23 15:19:14
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5月21日に綿向山に登ってきました。少し雲が多くて、遠くの山々は霞んでいましたが、中腹からは適度の風が吹いて気持ちよかったです。途中で茎まで真っ白な花を見つけました!

アプリで調べたら「ギンリョウソウ」という名前の植物でした。別名、「ギンリンソウ」とか「ユウレイタケ」とも呼ばれるそうです。ウィキペディアによると、光合成をせず、直接的には菌類に寄生し、間接的には菌類と共生する樹木が光合成により作り出している有機物を、菌経由で得て生活しているとのこと。
身近な自然にもまだ見たことがない野草がたくさんあるんだと思う同時に、命を繋ぐために自然の中にはいろんな仕組みがあることをあらためて思いました。人間の社会でも多様性を認めることの重要性が叫ばれてきていますが、現実はまだまだほど遠いような気がします
もうひとつ気がついたのは、いつもは山の中腹以上では見られないマムシグサが9合目でも見られました。何か意味があるのかどうかわかりませんが、これまでとはちょっと違った綿向山でした。
2023-05-28 22:22:30
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ご入園、ご入学、ご進級おめでとうございます(^^)
期待と不安の中、新しい生活や環境に慣れるまでは体調を崩してしまうこともでてくると思います。
ひとりひとりの子どもたちに寄り添い、初めてのご利用でも安心して過ごすことができる保育室にしたいと思います。
病児保育室『たっち』のおたよりが待ち合い室入口の左手の壁に掲示してあります☆
1日の流れや、様子などが書かれているのでご利用の際の参考にしていただければと思います。
詳しく聞きたい!または、ご不明な点、ご心配なことなどありましたら、お気軽にたっちまでお問い合わせ下さいね(*^^*)

2023-04-11 12:54:24
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新型コロナウイルスが大人しくなったら、待ってたようにインフルエンザが増えてきました。当院のデータですが、やっぱり棲み分けてるんですね〜

しかし、症状や診察だけでは両者を区別するのは難しく、いずれにしても検査をする患者さんが多くなるので、診療に時間がかかってしまいます。今はすべてインフルエンザA型で、もう少ししたら下火になると思いますが、今年は3月にB型がまた流行るかもしれません。
一昨年はRSウイルスが大流行し、去年は胃腸炎がそこそこ流行りましたし、今シーズンはインフルエンザが戻ってきて、コロナ前の状態に戻りつつあります。5月の連休明けからようやく5類相当の扱いに変更になり、さる2月10日には卒業式においてマスクの装着は基本的に不要との通知が出ました。でも、きちんとした説明もなく、いきなりしなくていいですよとか、個人の判断に任せるとか言われても困りますよね〜
おそらく、ほとんどの学校では今年度の卒業式は昨年度と同様にマスクの卒業式になるんでしょうね・・・。
マスクって、感染予防対策の中のシンボルみたいなものだと思うんです。これまでいろんな対策がされてきましたが、その効果についてきちんと検証をされていませんよね。マスクにしても、本来は自分の飛沫を飛ばさないためのものですが、いつのまにかその感染予防効果が過大評価され、さらに今では感染予防よりも顔隠しの意味合いが強くなってきて、マスクを外せない人が大人もこどもも増えています。
学校でマスクを外した学校と装着を続けた学校とで感染者の発生を比較したら、装着を続けた学校の方が低かったというデータもあります。マスクに感染予防効果があることは間違いないと思いますが、マスクによる子どもたちにとってのデメリットを遥かに上回るかということですね。子どもたちにとっては新型コロナウイルスは決して怖いウイルスではなく、私はデメリットの方がずっと大きいと思います。
大人はまあいいとしても、小さなお子さんでは発達への影響が心配ですし、学校では同級生や担任の素顔を覚えることなく過ごして、みんながマスクを外した頃に出会ってもわからないってことになるんでしょうか。大人は会食を楽しんでいるのに一方方向を向いて黙食を強いられる子どもたち、入学してもほとんどリモートでキャンパスライフを楽しむこともできずに卒業する大学生たち、等々、貴重な時期に空白の時間ができてしまいますね・・。でも、過ぎたことをいつまでも考えてても仕方がないので、要はこれからの対応ですね。毎回書いてますが、とにかく大人の目線で子どもたちや学生に過剰な感染対策をこれ以上強いることのないように願うとともに、子どもたちが享受できなかった貴重な体験や時間を取り戻すために我々大人は最大限の努力をすべきではないかと思います。
2023-02-23 16:53:44
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朝晩の冷え込みがきびしくなってきましたね (>_<)
体調を崩される方が多くなり、たっち のご利用を希望される方も増えてきました。
今冬はインフルエンザの流行の可能性もあって多くの方のご利用が見込まれるため、予約方法を一部変更させていただくこととしました。
◎前日ご利用の方 → これまではお帰りの際に翌日の予約を取っていただくことができましたが、今後はキャンセルをされない場合に限って予約をお取りさせていただきます。診察時に翌日の病児保育を希望される場合にもそのようにしておりますので、対応を統一させていただきます。
◎それ以外の方 → 今まで通り19:30〜明朝7:00までの間にインターネットからご予約していただき、利用が不要になれば早めにキャンセルをお願いします。
なるべく多くの方にご利用いただけるように、ご理解ご協力のほどお願いいたします m(_ _)m
2022-11-17 23:08:55
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日中のぽかぽかとしたお日さまがより暖かく感じられる程の、朝晩の冷え込み。
晩秋の気配が深まる頃となりました。
衣服をこまめに調整して体調管理に気をつけていきましょう!
今日は、たっちご利用の際のお願いです。
◎処方された座薬、お薬を必ず持ってきてください
朝、熱がなくても上がってくることがあります (++;)
(お家にない場合はお伝えいただければ処方が出ます)
◎水分を多めに持ってきてください
糖分のあるもの(ジュース、イオン飲料など)だけでなく、お茶かお水も用意していただきたいです。
◎食べるものも多めに持ってきてください
食欲がないから… 体調不良の時、何を食べていいか分からない… と控え目にされる方がいらっしゃいますが、食べることで元気になります v(^^)v
何を持ってきたらいいか分からない方は、待ち合い入口に掲示してあるおたよりを参考になさってください。お電話での質問も受け付けております。お気軽にお声掛けくださいね (^^)/

病児保育室たっち ☎︎0748-78-0788
2022-11-08 21:49:27
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9月下旬に、いつも一緒にウォーキングをしている相棒と立山へ行ってきました。前日の午後に室堂平に到着しましたが、天候は雨。仕方なく、とりあえず1時間半ほど雨の中を歩き回りました。登山当日も朝7時半過ぎまで雨が降っていましたが、天気予報どおり8時前にピタッと止み、さっそく登り始めました。山荘に泊まっていた他の登山客の大部分は雨の中を登って行かれましたが、私たちは天気予報を信じて待ってました(笑)
登り始めた時はガスがかかってて、時折太陽が顔を出すくらいでしたが、昼過ぎにはしっかり晴れてきて素晴らしい景色を堪能できました。


さて、現在は新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)は落ち着いていますが、ヨーロッパや韓国などではオミクロン株のさらに新しい変異種が出てきており、日本も年末あたりにまた流行が起こるのではないかと考えられています。また、COVID-19が流行し始めてからほとんどみられなかったインフルエンザですが、今年は南半球のオーストラリアでかなりの流行がみられており、日本でも今年こそは流行するのではないかと予想されており、しかもCVID-19と同時流行するのではと心配されています。
ところで、オミクロン株の流行からは子どもの感染が増加し、現在では20歳未満が全体の約3割程度(10月は10歳未満が平均で13%)を占めるようになりました。これには鼻粘膜でのウイルスの増殖が子どもでも多くなった可能性もありますが、大人はワクチンや自然感染などによりある程度集団免疫がついてきたのに比べ、子どもはそれまであまり罹患していなかったこととワクチン接種率が低いので免疫ができていないというのが一番大きな理由だろうと考えられています。
もともと子どもたちにとってはそれほど怖くないウイルスですが、子どもの感染者が増加したことから小児の死亡例も少数ながら増えつつあり(8月31日の時点で実地調査ができ、外傷などの外因死を除くCOVID-19感染後の20歳未満の死亡は29名)、しかも約半数は基礎疾患が認められていません。今後さらに感染力の強い変異種が流行するとさらになくなるお子さんが増える可能性が高いと考えられます。
そんなわけで、現在では積極的に小児のワクチン接種率をあげることが推奨されています。既に接種が開始されている生後6ヶ月から4歳までのワクチンの有効性はそれ以上の年齢層に対するワクチンと比較して遜色なく、副反応(正確には「有害事象」)については、重篤なものは他の小児用ワクチンに比べてほぼ同等という成績が報告されています。現在も子どもたちはマスク着用、黙食、「ソーシャルディスタンス」など、成長期の大切な時期に様々な制限を受けています。一方、大人は最近は「with CORONA」のもとにかなり好きなことをやっています。いつまでも大人の都合で子どもたちに過剰な制限を課すのはやめて、ワクチン接種をはじめとして子どもたちの視点からの感染対策を考える必要があると思います。
2022-10-28 23:14:00
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またまた新型コロナウイルスの感染者が急増してきました。感染力をさらにアップした「BA.5」という変異種の流行によるもののようですね。オミクロン株になってから小児の感染者が急増し、一時は小学生の感染者が非常に多かったのが、最近では幼児が中心になってきました。幼児は特に両親との距離も近いので、両親にもほぼ確実にうつってしまいます。しかし、今回の流行の問題はそれだけでなく、7月初めからRSウイルスや手足口病、あるいは迅速検査では診断できないウイルスによる発熱(いわゆる夏風邪)が急に増えていたところに、今回の新型コロナウイルスの再流行がきていることです。熱があるからといって全員コロナの検査をするのは無駄ですし、検査キットの入荷も滞りがちになってきていますので実際に不可能です。そうかといってコロナを完全に否定できるかと言われると難しい時が少なくありません。そこは、医師の判断ということになりますが、コロナでないことを確認しないと親御さんが仕事に行けないという場合もあって悩ましいです。
最近、診療予約があっという間に埋まってしまい、当日にはすでに予約が取れない日が続いていて申し訳なく思っています。これは当院に限らず、コロナの検査をされている小児科クリニックでは同じような状態と思われます。そのため当院では患者さんの状態を看護師が電話でお聞きして、すぐに受診が必要と判断される場合以外は様子を見ていただき、必要なら翌日以降に受診していただくように説明しています。しかし、今はその件数も多いために、お電話させていただくのがかなり遅くなってしまっていることもあるかと思います。看護師も外来診療と電話対応の両方に追われて奔走していますが、それでも十分な対応ができないことがあることを心苦しく思っています。私としても、できるだけ多くのお子さんを診させていただきたいのですが、他の病気のお子さんや発育の評価&アドバイス、予防接種なども小児科医として大切な仕事なので、時間的にも体力的にも限界がありますことをご了承ください。
なお、薬局で抗原検査キットが入手できれば、発熱してから少なくとも半日以上経った時点で検査をしていただき、陽性であれば判定時の写真を撮っていただき、受診していただくのもいいですね。ただし、「お知らせ」にも書きましたが、検査キットは国が承認した「体外診断用医薬品」と記載のあるものを使用してください。ネットなどで入手できる「研究用」のものは信頼性に乏しく、判断の根拠にはなりませんのでご注意ください。
新型コロナウイルスに対する制限は徐々に軽減されてきてはいますが、それでも今のような陽性者に対する隔離措置や全例届出を必要とする状況が続く限り、医療機関や保健所の負担は大きいままです。最近は医療機関の感染も増えてきており、自分自身やスタッフもいつ感染するかもしれないという状況の中で、一日中ほとんど休憩なしの日が続くこの状態が1日も早く終わるのを首を長くして待っています。。。
2022-07-24 21:10:08
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あっという間に春が過ぎ去り、梅雨入りも間近です。
天気の移り変わりが多いこの時期、体調管理に気を付けながら
元気に乗り切っていきましょう ♪( ´▽`)
☆病児保育室「たっち」のおたよりが夏号に変わりました。
診察をお待ちの際に是非ご覧ください。

待ち合い室入り口の左手の壁に掲示してます!
今回の内容は病児さん達の姿を始め、「たっち」での一日の流れやフェルトで作るかわいいアオムシのおもちゃの作り方等を紹介しています。お楽しみください ♫
2022-06-07 06:11:18
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